お久しぶりです。ゆーすPです。今年もフジロックに行ってきました。昨年同様今年もDAY1(金曜日)1日のみの参加となりましたが、今年はいつも通りの活気あるフジロックが帰ってきたことを実感しました。以下、簡単にアクトごとのライブレポです。
14:20- Sudan Archives @ WHITE STAGE
今年は深夜帯のレッドマーキーに何としても見たいアクト(OvermonoとRyoji Ikeda)があることから、深夜に備え遅めの到着に。ということで14時過ぎにようやく1アクト目。
昨年リリースの2ndアルバムが各所で非常に高く評価されており、例に漏れず私も昨年存在を知ったSudan Archives。ヴァイオリンを片手にステージを所狭しと駆け回り、ヴァイオリンの弦を剣を抜くかの如くポーズを決めつつ取り出すなど、想像を遥かに上回るパワフルなパフォーマンスが印象的であった。
16:00- Yves Tumor @ RED MARQUEE
2020年のHeaven To~頃からそれまでのこれぞWarp路線からグラムロック志向への転向が見られたところ、今回のステージでは実にロックスター然としたYves Tumorの姿が見られた。最近のライブでは演らないことも多いJackieを演ってくれてよかった。
18:00- Tohji @ WHITE STAGE
先日のゲリラライブが世間を騒がせるなど今や20年代のアイコニックな存在と言っても過言ではないTohjiがフジロックに初登場。PA前に姿を現しステージへと一歩一歩進む驚きのスタートに、sugAAやslomoなど、フジロックを多分に意識したと思われる好セトリ。フジロック後ずっとOh Boyが耳から離れない。
19:00- Yo La Tengo @ FIELD OF HEAVEN
Tohjiが良すぎてやや遅刻。Autumn Sweater、Tom Courtenay等の名曲連打に感涙。最初は満員だった会場も次第に空き始め彼らの音楽を聴くにはぴったりのロケーションに。永遠と鳴り続けるI Heard You Lookingのギターリフのノスタルジーは涙なしでは見られない。
21:10- The Strokes @ GREEN STAGE
サマソニ2011以来実に12年ぶりのストロークス。ジュリアンがだいぶぽっちゃりしてたり、声が微妙に出きっていないところがあったりと、色々言いたいことがあるわけではないが、兎にも角にも彼らを再び拝むことができたことが最高の体験であったことに間違いはない。
23:00- Ryoji Ikeda @ RED MARQUEE
深夜帯のレッドマーキーで見るRyoji Ikedaが最高でないわけがない。淡々と禁欲的に刻まれる電子音の波が高度に記号的なVJと調和し、没入間マックスの空間を構成。気づいたらあっという間の1時間で、何時迄も聴き続けたいと思える極上の中毒性。
25:10- Overmono @ RED MARQUEE
満を持してのフジロック初出演。今年ついに(!)リリースされた1stアルバムがとんでもなく良かったこともあり、実はDAY1で個人的に一番楽しみであったアクト。そんな期待を軽々と上回る見事なステージングで、幾度も訪れるピークタイムに歓喜雀躍。
27:30- Yung Singh @ RED MARQUEE
お目当てのRyoji Ikeda、Overmonが良すぎて無事にハイになった私はフジロックで実に初めて(!)5時まで踊り続けることができました。Yung Singhありがとう。締めは謎にLimp BizkitのRollin’→岩崎宏美の未来。
ということで、Sudan Archives▶︎Yves Tumor▶︎Tohji▶︎Yo La Tengo▶︎The Strokes▶︎Ryoji Ikeda▶︎Overmono▶︎Yung Singhでした。ロックからエレクトロ、ヒップホップまで満遍なく楽しめました。ベストアクトは強いて言うなら🥇Overmono、🥈Tohji、🥉Yo La Tengo。
今年はシャトルバスやフードなどでの混雑もあり、19時頃に一度疲れのピークが来て「これはOvermonoまで持たないのでは…」と思いましたが、コーヒー飲んだら復活して気づいたら自分史上初めて朝5時まで踊り続けることに成功しました。今年も本当に楽しかった。see you next year!!