パウロの人生、カニエの回心
ディスクレビュー : Kanye West / The Life of Pablo (2016)
前回の記事で昨年の作品Chance the Rapperの"Coloring Book"を紹介したのですが、今このタイミングで?と思わせる少し唐突な感じになってしまいました。反省。…なのですがそんな流れで今回もそんな昨年の作品であるKanye Westの"The Life of Pablo"を紹介します。このチャンスとカニエの両作品は、多くの共通項が見出せる、2016年を象徴する作品です。そんな彼らの共通項から、2016年的なサウンドの一つのキーワード、"キリスト教的要素"について考えたいと思います。
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