ゆーすPのインディーロック探訪

とあるPのインディーロック紹介ブログ。インディーからオルタナ、エレクトロ、ヒップホップまで。

インディーロックを諦めないーDisc Review : Dirty Projectors / Lamp Lit Prose

インディーロックを諦めない

Disc Review : Dirty Projectors / Lamp Lit Prose (2018)

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Dirty Projectorsは、デイブロングストレスは、インディーロックを諦めなかった。前作から一年という短いスパンでリリースされた本作Lamp Lit ProseでDirty Projectorsはバンドサウンドへの華々しい回帰を果たした。

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フジロック雑記―Live Report : FUJI ROCK FESTIVAL 2018 DAY3 7/29

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どうもゆーすPです。私事ですが、先日フジロックに行ってまいりました。心配していた天気ですが、なんとか台風も直撃を免れ、夜には月が顔をのぞかせる一瞬も。行くまではチケットが高いだとか準備が面倒だとか苗場遠いだとかグチグチ言っておりましたが、行ってしまえば来たかいがあったとしみじみ。ということで、今回は簡単なフジロック各アクトの感想です。チラ見・途中抜けのアクトは除いてがっつり見た四アクト(Anderson .Paak、Dirty Projectors、Vampire Weekend、Chvrches)分だけ書きました。ちなみにボブディランへの言及はないので注意*1

*1:ボブディランの時間帯にグリーンステージの後ろの隅っこのほうで体育座りで爆睡してたとか言えない…

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<フジロック直前特集>フジロック出演アーティスト過去記事まとめ

どうもゆーすPです。今日からついにフジロックが始まります。いやはや、台風の進路が心配なところではありますが、今回はフジロック直前特集と題しまして、自分がこれまで上げてきた記事の中から今年のフジロックに出演するアーティストの記事をまとめてみました。もしよろしかったら予習の参考にでも。

※<特集>とありますが、ただ過去記事をまとめただけの(手抜き)記事になります。ご了承ください。

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ニューヨークの光と闇―Disc Review : Vampire Weekend / Modern Vampires of the City

ニューヨークの光と闇

Disc Review : Vampire Weekend / Modern Vampires of the City (2013)

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今回取り上げるのはVampire Weekendが2013年にリリースした3rdアルバム"Modern Vampires of the City"。この印象的なアルバムタイトルは、ジャマイカのレゲエミュージシャンJunior Reidの名曲"One Blood"の一節、"Modern Vampires of the City, Hunting blood, blood, blood"(街にいる現代の吸血鬼は、血を狩っている、ただひたすらに)"から採られたものだ。

そして、本作のジャケット写真は1966年に撮影されたという霧が立ち込めたニューヨークのモノクロ写真が用いられている。当時のNew York Timesの表紙にも掲載されたというこの一枚の写真は、深刻な空気汚染による霧がどこかディストピア的な雰囲気を醸し出しており、シュールレアリズム的イメージはSFチックな浮遊都市を連想させる。

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相互的であるということーDisc Review : Dirty Projectors / Bitte Orca

相互的であるということ

Disc Review : Dirty Projectors / Bitte Orca (2009)

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Animal CollectiveのMerriweather Post Pavilion、Grizzly BearのVeckatimest、そして、このDirty ProjectorsのBitte Orcaーー2009年という年は、ブルックリン勢が世界を圧巻したなんとも奇妙な年だった。世界の趨勢や流行を気にも止めず、コマーシャルな商業音楽からも一歩距離を置き、ただ自分のアートを追求する。そんなブルックリン勢の姿勢は、逆説的に、反グローバリズムや消費社会への疑念が広がる社会との符号を見せ、結果的に世界的なポピュラリティーを獲得するに至った。

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夏に聴きたいインディーロックアンセム10選 [part2]

どうもゆーすPです。ついに夏本番、暑い日々が続いております。

今日はそんな夏に聴きたい、インディーロックのアンセムをご紹介。特に是非夏フェスで(主に私が)聴きたい、踊りたい曲をチョイスしました。

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世界の終わりと日常と君とーDisc Review : lyrical school / WORLD'S END

世界の終わりと日常と君とーDisc Review : lyrical school / WORLD'S END (2018)

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guidebook以降2年ぶりのフルアルバムにして新体制後としては初となるフルアルバム。アルバムタイトルのWORLD'S ENDが端的に示している様に、本作は世界の終わりに直面した僕と君の物語を描くというコンセプチュアルな作品となっている。Tr2"つれてってよ"の一節「明日急に世界が終わる可能性があるなら」〜ラストトラック"WORLD'S END"の「世界の終わりに2人でいよう」まで、めまぐるしく移り変わる季節と時間とともに、リリスクの楽曲が展開される。

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