どうもゆーすPです。
今回は先月からちょこちょこツイートしていた「2010年代のサマーアンセム」について、ブログで改めてまとめてみました。2010年から2019年まで、1年で1曲ずつ、計10曲取り上げています。ではでは。
2010年:Best Coast / Boyfriend
カリフォルニア発のインディーポップ。ローファイ感のあるサーフミュージックが心地よい。実は2020年に同曲のリリース10周年を記念し、歌詞をLGBTQインクルージョン版にアレンジしたヴァージョンが公開されている。(boyfriend→girlfriend, partnerといったように歌詞が変わっている)
2011年:Cults / Go Outside
ドリーミーでサイケデリックなチルウェイブ。一度聴いたら耳から離れないポップなメロディーでありながらも、70sのカルト教団人民寺院のスピーチをサンプリングするという独特っぷり。最近ではゆるふわギャングがサンプリングしていて驚いた。
2012年:Lana Del Rey / Summertime Sadness
2010年代を象徴する一つの音楽的鋳型を作り上げたと言ってもよいLana Del Reyによるノスタルジックなサマーチューン。愛する者の喪失を歌った雄大なサッドコアは皮肉にもセドリック・ジェルヴェによるリミックスによってダンスフロアアンセムとして、人口に膾炙することとなった。
2013年:Capital Cities / Safe And Sound
エレクトロポップデュオCapital Citiesによるとびきりキャッチーでポップな一曲。エレクトロポップに見事にマッチするトランペットのサウンドが見事。
2014年:Mac Demarco / Salad Days
カナダはバンクーバー出身のシンガーソングライターによるアシッドフォーク。チューニングのずれたギターにヘロヘロのボーカルが奔放な幻想的世界へと誘う。
2015年:The Royal Concept / Fashion
2010年代シンセポップの大本命The Royal Conceptによるとびきりキャッチーなナンバー。キャッチーなメロディーラインにユニゾンするコーラスが見事にハマっている。
2016年:Weezer / California Kids
アメリカ西海岸の夏の情景が思い浮かぶこれぞWeezerなパワーポップ節全開の一曲。Island in the Sunに次ぐ新たなWeezerの夏ウタアンセムといっても過言ではないだろう。
2017年:Calvin Harris / Slide feat. Frank Ocean & Migos
SummerでEDMを代表するDJとしての地位を不動なものとしたCalvinは、突如としてEDMを葬り去った。そして、なんと挑戦的なことか、Frank OceanとMigosという時代の寵児を揃え、Blonde以降の地平でもってポストEDMを切り拓こうとしたのである。
2018年:illuminati hotties / (You’re Better) Than Ever
Sarah Tudzinを中心に結成されたインディーロックバンドIlluminati hottiesによるデビューアルバムKiss Yr Frenemiesからの一曲。疾走感の溢れるピュアなガレージポップに一目惚れ間違い無し。このインディーポップ然とした可愛らしいPVもグッド。
2019年:Haim / Summer Girl
Lou ReedのWalk on the Wild Sideを大胆にサンプリングした一曲。”I’m your sunny girl”と、病気と闘うパートナーに希望を歌ったポジティブなメッセージが溢れている。
ということで、以上10曲、2010年代のサマーアンセムでした。