ゆーすPのインディーロック探訪

とあるPのインディーロック紹介ブログ。インディーからオルタナ、エレクトロ、ヒップホップまで。

夏に聴きたいインディーロックアンセム10選 [part2]

どうもゆーすPです。ついに夏本番、暑い日々が続いております。

今日はそんな夏に聴きたい、インディーロックのアンセムをご紹介。特に是非夏フェスで(主に私が)聴きたい、踊りたい曲をチョイスしました。

タイトルに[part2]とあるように、実はこれは第二弾。ちなみに第一弾はこちら。

indiemusic.hatenadiary.jp

今見返してみると、この時の私、荒らぶってるなぁと…(笑)

(それに比べて、今年の私には余裕があります。なってったって!フジロックに参加できそうなのです!!(三日目だけですが。まだチケット取ってないんですが。))

ということで?、以下、インディーロックアンセム10選です。上の去年の第一弾の記事がインディーロックのド定番を扱ったのに対して、今回は比較的知名度が落ちるかもしれないです。比較的若手中心。でもって、特に踊れるポップなロックナンバーを並べました。一回聴けばもう耳から離れない!そんなキャッチ―でダンサンブルな楽曲たちをぜひぜひ。ではでは。

 

1.The Wombats / Kill the Director (2007)

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リヴァプール出身のスリーピースThe WombatsのキラーチューンKill the Director。荒削りなサウンドにとびきりキャッチーでポップなメロディが乗るライブで聴きたい一曲。後半の"this is no Bridget Jones"のフレーズはぜひみんなで合唱を。にしてもThe Wombatsの1stは、魔法のようなアルバムだった。

 

2.Fidlar / 40oz. On Repeat (2015)

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最初2013年にサマソニで彼らのライブを観た時は、何かやべぇ(頭のおかしい)奴らがいるなぁと冷ややかな目でみていたのですが、なんとその後2015年にこんなキャッチーなロックアンセムを生み出すことになるとは。本楽曲収録の2ndアルバムはガレージパンク全開の気合いの入った名盤。シンガロング必須のグッドメロディが溢れています。

 

3.The Bohicas / Where You At (2015)

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突如現れたロックンロールを救う超大型新人ことThe Bohicasのこれまたキラーチューン。ソリッドなギターにストイックでタイトなドラミング、それを2015年というロック不況の中でストレートに鳴らす格好良さ。これから、ドミノ所属の四人組は新たなロックスターになることができるのでしょうか。そろそろ2ndの報が欲しいところ。

 

4.Los Campesinos! / You! Me! Dancing! (2008)

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こちらは愛すべきカーディフの七人組インディーロックバンド、Los Campesinos!の一曲。所謂「学生のノリ」を良い意味でそのまま持ち込んだ青臭さ満載の楽曲となっています。ヘロヘロのドラミングに疾走感のあるギター、そしてとびっきり明るい男女混合のヴォーカル、青春が、青春の音の全てが、「ロスキャン」にはつまっている。

 

5.Satellite Stories / Helsinki Art Scene (2012)

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 フィンランド出身のインディーロックバンド、Satellite Storiesの一曲。ネクスTwo Door Cinema Clubと評され、そのポップでダンサンブルな楽曲は界隈で注目を集めておりましたが、実は今年解散を発表。ポップな良曲が多かっただけに実に残念です。こちらのHelsinki Art SceneはファーストアルバムPhraises to Break the Ice収録。サビの「ヘールシンキアートシーン」のメロディが◎。

 

6.Miniature Tigers / Swimming Pool Blues (2014)

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 スライドショーチックな演出のPVが良い雰囲気を醸し出しているMiniature TigersのSwimming Pool Blues。これぞインディーポップとも言うべき軽快なメロディーが耳触りの良いポップチューンを生み出しています。これが一時期なぜかOLD NAVYでかかっているのをよく耳にしましたが、あれは何だったのか。結局OLD NAVYは日本から撤退ということで店舗は潰れてしまいましたが。

 

7.Trails and Ways / Skeletons (2015)

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 サビの口笛のようなFuuFuのフレーズが心地よいTrails and WaysのSkeletons。軽快なメロディとは裏腹に、歌詞は非常にポリティカルで、PVも防護服を着た4人が廃墟となった家?を徘徊するような作り。同作収録の1stアルバムはJacarandaやMtb Tune等ドリーミーなシンセポップが満載の佳作。

 

8.Passion Pit / The Reeling (2009)

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00年代シンセポップの大本命Passion Pitの代表曲The Reeling。煌めくようなシンセの音に高音のファルセットがエモーショナルに迫る。明るい煌びやかなエレクトロポップの一方で、歌詞にはマイケル・アンジェラコスの苦悩が表れている。

 

9.The Drums / Saddest Summer (2009)

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Let's Go Surfingがポップな夏ソングとして有名なThe DrumsのデビューEPからの一曲。軽快なというか軽すぎるポップさに突き抜けたメロディーセンスが光るこのSaddest Summerだが、彼らの未来に待ち受けていた出来事は、あまりにもメロディーの明るさとはかけ離れていた。以降、次第にThe Drumsは内省的、独白的メッセージを前面に出していくことになる。

 

10.The Cribs / Men's Need (2007)

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ラストはみんな大好き?ジャーマン3兄弟=The CribsのMen's Need。キャッチーなリフに始まり、調子外れのヴォーカル、そしてサビのシンプルなグッドメロディ、新しさはそこに全くないが、愛嬌たっぷりのクリブスの代表曲。

 

ということで、主に2000年代後半から2015年にかけての楽曲になってますね。ポップだとかキャッチーだとか連呼しててコメントがどれも似たようなものになってる気がするんだけど、まあ気にしないことにしよう。

ということで、夏のお供に是非是非。