さあ今日からフジロックだな。何度も言うけど俺は行けない。悔しくなんかない。いや、悔しいに決まってる。何と言っても29日、ホワイトステージのヘッドライナーは"LCD Soundsystem"。あの大名曲、"All My Friends"が苗場に響き渡るのだろう。フジロック組のみなさん、もし2日目のトリに迷っているなら是非LCD Soundsystemを。間違いなく、素晴らしい時間を過ごせます。今回はそんな名曲"All My Friends"の名カバーをご紹介。本家を見る前にこれらのカバーを聴けば、予習にもなるしテンション上がることも間違いなし。ではでは素敵な三日間をお過ごしください。
1.All My Friends by Franz Ferdinand
まずはグラスゴーが誇るダンスパンクバンド、フランツフェルディナンドによるカバーから。フランツらしい疾走感溢れるギターの音が最高にエモーショナル。こちらのカバーは本家元々の"All My Friends"のEPの二曲目にカップリングとして収録されており、音源化されています。
2.All My Friends by Kodaline
こちらは美声とアコースティックなアレンジが心地良いKodalineによるカバー。ピアノとアコースティックギターというシンプルな構成となっています。こちらは彼らのEP"The High Hopes"のカップリングに収録、PVも作成されています。
3. All My Friends by Hot Chip
2015年のツアーの際に新譜"Why Make Sence?"からのナンバー"Dancing in the Dark"とマッシュアップしてAll My FriendsをカバーしていたHot Chip。元々この"Dancing in the Dark"が同曲を意識して作られたと思われ、この二曲の相性は抜群。アレンジのほうは流石Hot Chip、めちゃくちゃ踊れます。
4.All My Friends by Gang of Youths
こちらは2014年にデビューアルバム"The Positions"がARIA Music Awardsにノミネートしたことも話題となったオーストラリア出身のロックバンドGang of Youthsによるカバー。ツインドラムと力強いヴォーカルが特徴的な同カバーは、後半に向けて徐々にヒートアップする展開に要注目。
5.All My Friends by John Cale
最後に紹介するカバーは何とbyジョンケイル。現代音楽・エクスペリメンタルの巨匠による同カバーは意外と原曲に忠実ですが、このヒリヒリとしたギターは非常に彼らしいアレンジです。こちらもフランツフェルディナンド同様本家のEPの三曲目に収録。
6.All My Friends by LCD Soundsystem
ということで最後に原曲を聴きて終わりましょう。これらのカバーの豊富さから、この曲がシーンに与えた影響の強さが分かると思います。2000年代で最も重要な曲の一つであるAll My Friendsを聴けるチャンスをどうか逃さないように！こんなん書いてたら余計に行きたさが溢れてきてしまっているのですが(笑)、以上！
