どうもゆーすPです。ついに、我らがキラーズの5年ぶりの来日公演が決定しました!この来日決定を祝して、今回は「ゆーすPが選ぶキラーズの隠れた名曲10選」です。「隠れた名曲」とのタイトルから分かるように、定番曲、有名曲は外しております。そのため、「キラーズって何?」って方は、取り敢えず"Mr. Brightside"や"Sombody Told Me"や"When We Were Young"や"Human"などを聴いていただくのがベストかと思われます。そのあとで、、以下の楽曲たちを是非。
「隠れた名曲」って言ったって「隠れ」てねぇよ、ってツッコミはあると思いますが*1笑、お手柔らかにどうぞよろしくお願いします。ではでは。
1. Glamorous Indie Rock & Roll
1stアルバム"Hot Fuss"にボーナストラックとして収録。
「魅惑的なインディーロックンロールこそが俺の望みだ」という意思表明に始まる本楽曲は、アンセミックで雄大で、野心的なダイナミズムに彩られている。
本楽曲は、当時ともすればポップロック的な扱いをされていた彼らの基盤にあるのが"インディー"的な精神であることを教えてくれる。尤も、彼らがただのポップロックバンドではないことは、2nd以降の楽曲を見れば今や一目瞭然だ。
2. Where The White Boys Dance
シングル"When We Were Young"にB面曲として収録。
怪しげな低いサビのメロディーラインが特徴的な本楽曲は、キラーズの多様な魅力が垣間見れる一曲となっている。
煌びやかなキラーズを提示した1stにうって変わって泥臭さのある2ndアルバムへの道筋を感じさせる重要なB面曲だ。
3. All The Pretty Faces
上と同じくシングル"When We Were Young"にB面曲として収録。
疾走感のあるAメロとギターリフがポストパンク感を匂わせるキラーズ節炸裂の一曲。
歌詞は、恋人を愛せなくなった男(or女)の悲哀、諦念が綴られている。
4. Shadowplay (cover of Joy Division)
B面集"Sawdust"収録。
彼らのルーツ、UKポストパンクの代表格Joy Divisionのカバー曲。
原曲をよりポップに、クリアにカバーした本楽曲だが、最近のファンにとっては逆にJoy Divisionを知るきっかけになっているかもしれない。
5. Forget About What I Said
3rdアルバム"Day & Age"の日本版ボーナストラックの一曲。
"Day & Age"のポップな世界観が本楽曲にも反映されており、繰り返される"Forget About What I Said"のフレーズが心地よい。
6. Shot At The Night
2013年リリースのベストアルバム"Direct Hits"に収録された2曲の新曲うちの一曲。
このベストアルバムリリース時は、正直キラーズの解散を覚悟したのだが、いやはやカムバックしてくれて本当に良かった笑。
そんな本楽曲は、キラーズの煌びやかなロマンシズムがふんだんに発揮された一曲だ。
7. Just Another Girl
ということで、ベストアルバム"Direct Hits"収録の新曲のうちのもう一曲がこちら。
サビの後のシンセが耳に残る一曲で、どこか優しげのあるメロディーが胸を打つ。
8. Peace of Mind
こちらは、2ndアルバム"Sam's Town"のリリース10周年を記念して2016年に発表された、同アルバムからの未発表音源"Peace of Mind"。
ゆったりとしたミドルテンポが特徴のバラード。時折聞こえるピアノの音が秀逸。
9. The Cowboys' Christmas Ball
2006年以降キラーズは毎年クリスマスにクリスマスソングをリリースしているのだが、この一曲は、そんなクリスマスシリーズのうちの一曲。
楽しげなポップなメロディがクリスマスにぴったりな本楽曲は、2016年までのクリスマスソングをコンパイルしたアルバム"Don't Waste Your Wishes"に収録。
10. Exitlude
最後はこちら。アルバム"Sam's Town"のラストトラック"Exitlude"。
同アルバム二曲目の"Enterlude"と対応しており、"Enterlude"同様ピアノとアコースティックギターを軸としたポップなバラード。短い一曲だが、思わず口ずさんでしまいたくなるようなポップなメロディが秀逸。
ということで、「キラーズの隠れた名曲」と銘打ってここまで10曲紹介してきました。いかがだったでしょうか。武道館のライブで演ってくれる曲も、もしかしたらあるかもしれません。
ではでは、武道館に"Mr. Brightside"の合唱が響き渡る瞬間を楽しみに待ちましょう。あ、何よりキラーズがちゃんと来日することを祈って。
*1:今の時代、普通にサブスクで聴けますしね…笑