どうもゆーすPです。7月半ばということで、早くも2019年の半分が終わってしまいました…ということで恒例?の上半期ベストです。毎年やってるんでやらなきゃという変な義務感に駆られておりますが、正直今年はそこまで手広く聴けてないので定番どころが多いです。まずはアルバム編から。次回ベストトラックを投稿します。(並び順はアルファベット順であってランキングではありません)
続きを読む<報告>Twitterアカウントを開設しました
どうもゆーすPです。
つい先日、本ブログのTwitterアカウントを開設してみました。ブログを始めてから2年ちょいが経って今更感がありますが…笑
Twitterアカウントの方ではブログ記事の更新はもちろんのこと、過去記事からの文章の抜粋やその他音楽のことについて気軽に呟いていけたらと思っております。
宜しければ是非覗いてみてください。
(URLはこちら:https://mobile.twitter.com/youthp_blog)初めまして。音楽ブログ「ゆーすPのインディーロック探訪」です。ブログを始めてから2年ちょいが経過し、今更感がありますが、ツイッターアカウントの方も始めてみたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。https://t.co/nVe07WOXhS
— ゆーすPのインディーロック探訪 (@youthp_blog) 2019年7月12日
ではでは。また。
ゆーすPが選ぶタイのインディーロックの名曲10選
どうもこんにちは。
本日はまた嗜好を変えての楽曲紹介です。今回は特にタイの音楽をチョイスしました。
タイのポピュラーミュージックが「遅れている」などとの認識はもう一昔前の話。近年ではアジアの中でも優れた音楽産業が発達している国として、一躍グローバルな音楽シーンでのプレゼンスを高めているんです。
ということで、今回はそんな要注目のタイの音楽シーンから、インディーロックの良曲を10曲紹介。
続きを読む2018年ベストアルバム50選:TOP 50 ALBUMS OF 2018 [50-1]
どうもご無沙汰しております。ゆーすPです。ここ半年ほど色々忙しくって、更新サボってました。すんません。ふと前回の更新を見たら1月になっていて、五ヶ月も放ったらかしにしていたのか…と反省。。もう誰も見てないんじゃないかこれ。笑
気を取り直して…超今更の2018年間ベストです。別にこの時期に無理してやらなくてもいいんじゃないかな、とか思ったりしましたが、やっぱりこれをやっとかないとサッパリ2019年に行けない気がして。笑
ということで、ではでは。
(コメントは随時追加いたします)
(アーティスト名 / アルバム名)
50. Fugenn and the White Elephants / Elevated Petal
49. Barney Artist / Home Is Where Art The Art Is
48. Everything Recorded / Everything Recorded by Richard Russell
47. Khruangbin / Con Todo El Mundo
46. Playboi Carti / Die Lit
45. Waajeed / From the Dirt
44. ゆるふわギャング / Mars Ice HouseⅡ
43. Novo Amor / Birthplace
42. Let's Eat Grandma / I'm All Ears
41. Rejjie Snow / Dear Annie
40. MGMT / Little Dark Age
39. Speedy Ortiz / Twerp Verse
38. 麻倉もも / Peachy!
37. Noname / Room 25
36. Hop Along / Bark Your Head Off, Dog
35. Kids See Ghosts / Kids See Ghosts
34. Big Red Machine / Big Red Machine
33. Courtney Barnett / Tell Me How You Really Feel
32. Монеточка / Русский Ковчег
31. George Clanton / Slide
30. Denzel Curry / TA13OO
29. Against All Logic / 2012-2017
28. The 1975 / A Brief Inquiry Into Online Relationships
27. Natalie Prass / The Future and the Past
26. Kanye West / ye
25. Migos / CultureⅡ
24. YamieZimmer / Arsonist Under
23. tofubeats / RUN
22. Michael Christmas / Role Model
21. Janelle Monea / Dirty Computer
20. Lil Baby / Street Gossip
19. ASAP Rocky / Testing
18. Negicco / MY COLOR
17. Mitsuki / Be the Cowboy
16. Vince Staples / FM!
15. Earl Sweatshirt / Some Rap Songs
14. Anderson .Paak / Oxnard
13. Jon Hopkins / Singularity
12. lyrical school / WORLD'S END
11. Joey Purp / Quarterthing
10. 早見沙織 / JUNCTION
早見沙織と言ったら、バクマンやあの花、俺ガイルなどの大ヒット作品でメインキャストを務める超が付くほどの人気売れっ子声優である*1。と、こんな前置きを読んだら、なんだ声優かと敬遠してしまう人も多いかもしれないが、それは本当にもったいない。むしろ、声優の楽曲ということで敬遠してしまう人にこそ聴いて欲しい一枚である、と言った方が良いかもしれない。
60-80sのソウル、ファンク、AORといった彼女のルーツに根差したサウンドが特徴的な本作だが、注目は彼女の表現力の高さである。声優がソロデビューして発表する楽曲となるとキャラ声的なものを一面的に前面に押し出すものが多いけれども、ここでは声優の声の幅の広さ、演技力の高さがいかんなく生かされており、声優の強みが音楽のフィールドで正しく発揮されている。にしてもこんな傑作を早見沙織がリリースすることになるとは正直全く予想できなかった。
9. Post Malone / beerbongs & bentleys
8. 中村佳穂 / AINOU
7. 21Savage / i am > i was
6. BROCKHAMPTON / iridescence
ヒップホップグループは数多あれど、これほどにまでメンバーのアイデンティティが噴出しぶつかり合うグループはそうそういなかったんじゃないだろうか。多様なアイデンティティ・価値観がぶつかり合い一つの作品を生み出すプロセスは、まさに2018年の社会のあるべきロールモデルを提供している。
5. Spiritualized / And Nothing Hurt
4. Travis Scott / ASTROWORLD
3. XXXTentacion / ?
つぎはぎに吐露される複雑かつ直截的な感情は、「エモ」という表現に回収してしまうにはあまりにも個人的で痛々しいものであった。昨今「メンヘラ」「エモ」という表現が流行しているが、こうした表現によって個々の精神的痛みを一般化均質化してしまうのは一種の暴力なのではないか、などと考えるきっかけになった。ここにあるのはメンタルヘルスの実像でもなくエモラップの代表でもない。ただ、テンタシオンという強烈な個の発露であり、他でもない「彼の」痛みなのである。
2. Superorganism / Superorganism
Superorganismのデビューアルバムは2018年一の衝撃であった。もちろん、雑多な要素をごちゃ混ぜしつつダイナミックにポップという型に落とし込むやり方自体はSuper Furry AnimalsからThe Flaming Lips、そしてMGMTに至るまで様々な前例がある。無責任なほどのポジティブネス、断片的なサウンドコラージュ、サイケデリックな祝祭感etcは彼らとSuperorganismに一致する特徴だ。
しかし、Superorganismが前述の彼らと決定的に違う点がある。それは2018年という時代に対する嗅覚の鋭さであろう。
オロノをはじめとするメンバーのナショナリティの多様性、SNS・ストリーミング時代のメンタリティを体現する彼らの自由奔放な発言&行動、そしてハイパーリアル的なコラージュ満載のmv。こうした要素は小さな物語が乱立し複雑化した10年代的な世界のあり方を(恐らく無意識のうちに)体現している。
だから私は他の何でもないSuperorganismにイマを重ね合わせてしまう。ロボットがGoogle Pixelを持って“OK Google”と喋るCMにSomething For Your M.I.N.D.に起用されているのを見て、妙にしっくりくるなぁと思ったわけだが、Superorganismがイマとミライを結ぶとっておきのなんだとワクワクしてしまう。
1. Dirty Projectors / Lamp Lit Prose
Dirty Projectorsは、デイブロングストレスは、インディーロックを諦めなかった。前作から一年という短いスパンでリリースされた本作Lamp Lit ProseでDirty Projectorsはバンドサウンドへの華々しい回帰を果たした。
歌うように跳ねるギター、楽器のように重層的なコーラスワーク。多彩なサウンドがコラージュのように重なり合っては混ざり合う。そんな万華鏡のような音の喜びに満ち溢れた本作でデイブは見事にUSインディー、ブラックミュージック、ポップミュージックを結びつけたのである。そんな新譜を引っさげてのフジロックでは、何よりもデイブが楽しそうにバンドメンバーと演奏するのが印象的であった。孤独を知った彼が奏でるバンドサウンドは、共に演奏することの喜びに満ちていた。そんなデイブを見ていたら、こっちまで嬉しくなってしまったよ。
2018年ベストソング50選:TOP 50 TRACKS OF 2018 [50-1]
遅くなりましたが今年もベストソング/アルバム発表します。50位から1位まで、カウントダウン方式です。一アーティスト一曲までとしています。簡単なコメントも添えてみました。去年は背伸びをして目指せピッチフォークを合言葉に?各曲に長文の真面目なコメントを載せようと意気込みましたが、今年は断念して短文コメントになりました。うん、こっちの方が身の丈に合ってる。はい、ということでまずはトラック編から。ではでは。
(※左=アーティスト名 / 右=曲名)
続きを読む